BPL/PLC の問題点(2)
アマチュア無線であるか否かを問わず、災害時には無線の果たす役割が大きいことは論を俟たない。しかし、「電灯線インターネット」として日本でも一部メーカーが強力に推進しつつある BPL/PLC は、この無線通信に対して影響を及ぼすことが懸念されている。
勿論、BPL/PLC が全ての無線通信に影響を及ぼす訳ではない。だが、BPL/PLC で影響が出るとされている短波帯は長距離の通信が可能な周波数帯である。事実、例えば過去には小笠原諸島のひとつ父島は本土と短波電話回線で結ばれていたと記憶していし、また現在においても、(少なくとも諸外国では)ハリケーンや地震災害発生時にはアマチュア無線を使った非常通信が活発に行われているようである。
こうした非常通信は限られた資源(電源容量、空中線、空中線出力)の元で行われることが多いと思われるために、他と比べて BPL/PLC 漏洩電波の影響が大きい筈である。昨日の関東の地震や、現在接近しつつある颱風20號と、万一の場合の非常通信のことを考えると、BPL/PLC のもつ潜在的な悪影響は無視できないように思えてならない。
非常通信とは関係ないが、個人的には合法 CB への影響も心配だ。短波を使うし、出力が小さいので影響は甚大だろうと思うのだが・・・
The comments to this entry are closed.


Comments