PLC/BPL見切り発車か?
所謂「電灯線(電力線)インターネット」として知られている PLC(BPL) が2006年秋にも実用化される見通しとなったことがあちこちで報じられている( goo ニュース 、日経 IT Pro そして JH3YKV's Amateur Radio News の この記事 )
[10/6 CEATEC JAPAN 2005 における木公下電器産業の PLC モデム実演について追記]
私自身は「ラスト1マイル問題」で何度も FTTH 導入を断念させられた経験があるので、その解決方法としてのPLC/BPL そのものは素晴らしいアイディアだと思っている。しかし、他にブロードバンド通信の為の手段があって普及が進んでいる以上、新たな技術の導入を急ぐ必要性は低い。ましてや既存の無線局への影響という副作用を充分に克服できない段階での実用化は時期尚早だと思う。
さらに個人的意見を開陳すれば、PLC/BPL の現時点で考えられる主要な利用法は「ラスト1マイル問題」の解決方法としての手段(すなわち光ファイバーの「足回り」)だろう。だが、それならば問題積み残しの PLC/BPL を無理に推進するよりは、既存の、しかも「普通に」電波を利用する FWA (Fixed Wireless Access) システムを改良や推進をした方がよほど素直な気がするのだが・・・そういえば5GHz帯を使ったFWAの話はどうなったのだろう?
[10/6 追記] なんでも、CEATEC JAPAN 2005 において木公下電器産業が PLCモデムの実演をするそうだ( 詳細は この記事を参照 )。だが、プレス説明会での木公下側の自信満々の説明とは裏腹に、先のリンク先にある実証実験のデモ設備の写真を見ると明らかなように、実際の展示は一般家庭を擬したものとはほど遠い(コンセント間の電線の種類、長さなど)ものになるようだ。日程的に私自身は CEATEC JAPAN 2005 に行くことはできないが、短波ラジオとか実際にアマチュア機を持って行って影響を耳で感じてくる強者は居るのだろうか。
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